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中国文芸研究会 2008年度総会議案     


2008.4.27 於同志社大学 文責:青野繁治

 

     本研究会は日常的な研究会活動を重視する。事務局メンバーのボランティア的努力とネットワークの活用により、ルーチン的活動は着実に実施できているが、さまざまな問題が解決されたわけではない。例会報告や『野草』掲載論文は一定の研究水準を保ってきているが、個人の研究と研究会の活動とが、有機的につながっているか、という点ではまだ弱く、それが若手の定着度と成長に影響しているのではないだろうか。会国立大学の法人化、少子化による大学再編成の時期にあたって、専任の大学教員である会員は多忙化し、非常勤で生活する会員や大学院生の置かれている状況には一定の困難がある。また大阪外大が大阪大学と統合され、事務局やネットワーク運営にも困難が生じている。会費の滞納問題については、転居などにより実態のなくなった会員の整理を行ったが、状況としては2008年度からの会費の値上げは必至という状況に至った。

 

T.2007年度活動報告

*会員数は300名(200741日現在。昨年度同期301名)。会員数は安定している。転居先不明のまま除籍となる会員が存在する一方で、大学院生・留学生を中心とする若手層が入会してきており、その一部は例会や合宿にも参加しており、研究会活動における今後の活躍が期待される。50歳代60歳代の例会参加が少なく、相対的に「映画の会」などの40歳代以下の積極的活動が目だった。

 

*運営面では、事務局の役割分担を明確にして、順調に研究会活動が展開されたと考えられるが、今後、更に事務局のあり方を実践的に工夫していくことを通じて、実務や運営を直接的に担う会員を増やし、研究会の活性化につなげていく必要がある。

*以下、各事業項目に従って活動状況を報告する。

 

(1)『野草』刊行について

*第80 (200781日刊行/特集/編集担当:濱田麻矢/版下作成:平坂仁志)および第81(200821日刊行/編集担当:菅原慶乃/版下作成:平坂仁志)を予定通り刊行することができた。

*例会・合宿で報告・討論の後に『野草』に執筆するという基本方向はやや崩れてきている。原稿を投稿にたよる傾向があること、例会報告が充分『野草』執筆につながっていないという傾向が見られる。例会発表以降のフォロー体制が必要なのではないか。また編集担当者の決定が遅れていることも例会発表者決定の遅れにつながるなど遠因となっている。

*「『野草』編集の手引き」の改訂は遅れている。

*編集委員会が開催されなかったため、『野草』編集・刊行に関わる中長期的な計画が策定されていない。編集作業が編集担当者(と副担当=相談役)に任せきりになる傾向が生じるといった幾つかの弱点も引き続き存在している。対外的には研究会の水準は『野草』で測られており、その編集に責任を負う編集委員会を、研究会活動全体に目配りをしつつ『野草』の研究水準の向上に日常的に関わる組織として、検討する必要がある。

 

(2)『会報』発行について

*永井英美・井上薫・上原かおり・和田知久・河本美紀・佐原陽子・島由子・津守陽・田村容子・三須祐介という10名の編集担当体制によって、第306号(4月)〜第317号(3月)まで順調に発行した。北京・東京など遠隔地在住者による編集も、「事務局メーリングリスト(ML)」を用いた協力体制により定着した。新人が加わることにより、担当者の負担が若干軽減された。

2月例会を休止しているので、2月号を3月号発送時に同時発送した。印刷費の関係もあって設定された「12頁を限度とする」という原則は守られた。

*原稿募集が不足し、頁数は68頁どまりになる傾向がある。原稿集めの体制を工夫する必要がある。

*「交流」欄の編集について、会員の意識的努力とコンピュータ・ネットワークの活用によって収集する形態は定着した。特に情報提供者が多くなったのがよい傾向である。「例会」記録は、報告者によるレポートという形で定着している。

*遅れ気味ではあるが『会報』メールマガジン版の発行は定着した(20084月現在315号=2月号まで配信済)。担当者の補充が必要である。登録者は、現在のところ延べ82件に留まり、昨年度より10名程度減少した。印刷版を楽しみにしているという声もあり、当分の間、印刷されたもの(紙媒体版)との2本立てが必要である。登録者の拡大は引き続き図る必要がある。

 

(3)「例会」開催について

*年間10回の「例会」を、担当者(濱田麻矢)の尽力によって着実に開催した。通常の研究発表の他、4月例会で代田智明さんの講演を、12月例会では田村志津枝著『李香蘭の恋人』の書評を行った。参加人数は月によってばらつきがあったが、平均すると20-25名の会員・非会員が集まった。

*例会参加者は、若手層、留学生を中心に増加しており、比較的定着してきていると思われる。自己の研究報告の場としてのみでなく、専門外の報告を聞いて学ぶという精神も引き継がれているが、ベテラン層や中堅層の出席がやや少ないなど、例会での議論に深まりを欠くという状況も一定存在した。

*研究発表は、『野草』投稿希望者によるものが半数を上まわり、「例会報告→『野草』掲載→例会での合評」というサイクルは定着している。

*偶数月の京都会場は同志社大学、奇数月の大阪会場は関西学院大学大阪梅田キャンパスが定着した。

 

(4)「夏期合宿」について

*夏期合宿は、82729日の3日間にわたって松山道後温泉において実施した。参加者は23名であった。担当者(鈴木康予、大東和重)と現地の弓削先生をはじめ、愛媛大学関係の皆さんの尽力により、温泉宿と愛媛大学会場での充実した合宿となった。四国、関東、北海道地域からの参加者も得て、盛況であった。

*書評枠では、齋藤希史著 『漢文脈と近代日本──もう一つのことばの世界』をとりあげ、著者の参加も得て、議論を深めることができた。

 

(5)「書評の会」について

*松浦恆雄(責任者)・今泉秀人・西村正男が中心となって、4610月例会開始前の時間に開催した。従来通り、共通の書評の他に、最近読んだ書籍・論文などの情報交換を行った。

*参加者は総じて多くはないが、今年度は新規参加者も見受けられた。研究会活動にフィードバックすることにより研究会活動全体の活性化につなげる方法を検討していきたい。

 

(6)映画の会について

映画に関心を持つ会員が集まって始めた「映画の会」は2年度目を迎え、5、7、10、3月に開催し、引き続き『中国早期電影画刊』を読み進めた。また、『野草』81号「特集:〈電影〉研究の現在」の企画にはこの会の活動が大きく寄与している。

 

(7)「特別事業」関係について

*内山書店に委託した2002年度事業『今天』復刻版の販売について、今後の処理を検討する必要がある。

*「研究会特別事業」として、宇野木洋を中心に、『図説中国20世紀文学』(白帝社)の改訂作業に取り組むことを決定し、2003年度末に改訂準備委員会(宇野木洋・松浦恆雄・青野繁治)を発足させたが、休止状態にある。

(8)「野草ネットワーク」について

*ウェブサイトは、菅原慶乃が中心となって管理・更新作業を行ない、充実した内容となっている。

URLhttp://bluesky.osaka-gaidai.ac.jp/~bungei/bungei.shtml

*「野草ML」は会員交流の場として、「事務局ML」は運営に関わる意見交換、実務作業効率化の手段として重要な役割を果たしてきた。「野草ML」はあまり活発ではなかったが、気軽な情報・意見交換の場として、一定の活用がなされた。

*阪大・外大の統合に伴い、ネットワーク環境に困難が生じている。青野研究室のサーバーから、外部のネットワーク業者によるレンタルサーバーへと移行することも費用の問題も含めて検討しなければならなくなった。

 

U 2008年度活動方針

*運営体制を更に工夫し、研究会の全般的活動の水準維持と向上につながるように努力する。そのためにも、事務局の仕事を引き続き合理化し、明確な分担体制を確立し、各種活動が連係し合えるように円滑な運営を図る。

*その際には、大学院生を中心とする若手層および関西在住以外の会員にも、主体的・積極的な参加と具体的な役割分担を呼びかける。活動の工夫を続けるとともに、若手層の自主的積極的な提言と取り組みも歓迎したい。

*研究会活動の活性化には、例会報告や『野草』掲載論文などにおける研究水準の向上が不可欠である。研究会活動総体としての研究の高度化を、より意識的に追求していかねばならない。

 

1.各種研究活動について

(1)『野草』刊行

*『野草』の刊行は研究会の中心事業であり、刊行を継続し、論文の水準をさらに向上させたい。

*前年度と同様「特集」を組むかどうかなどに関しては、編集者の裁量に委ねる。なお、編集作業においては、「『野草』編集の手引き」の活用と締切り厳守の徹底により、「原稿審査(査読)」、版下作成を含む全ての編集作業を円滑に進める必要がある。

*「例会報告→『野草』論文掲載→例会における合評」という流れを基本原則とするが、その主旨は水準の高い論文を掲載していく点にあることを、改めて確認しておく。編集担当者は執筆予定者との連絡を密にし、かつ例会担当者との連係も図る必要がある。また執筆者は最終校正に出席することが望ましく、合評会にはできる限り出席すること。

*当面の発行計画は以下の通りである。

・第82号=20083月末〆切、200881日刊行予定。編集担当:絹川浩敏

・第83号=20089月末〆切、200921日刊行予定。編集担当:青野繁治

・第84号=20093月末〆切、200981日刊行予定。編集担当:今泉秀人

・第85号=20099月末〆切、201021日刊行予定。編集担当:藤野真子

 

(2)『会報』発行

*紙媒体版とメールマガジン版の二本立てで発行する。「例会」開催日程との関係から、2月号はメールマガジン版の配信のみとし、3月末に紙媒体版の2月・3月号を 同時発送する。メールマガジン化の作業は当面青野・平坂が担う。なお紙媒体版は不要である、という方は事務局まで一報を。

*編集担当体制は、永井英美・井上薫・上原かおり・和田知久・佐原陽子・三須祐介・島由子・河本美紀、津守陽、田村容子の10人によって担う。誌面は最大12頁とする。原稿の依頼・採否等は編集者の判断で行なう。

*内容の更なる充実・活性化を図り、「交流」欄を充実させる。事務局でも努力するが、全国の会員にも「野草ML」などを活用して研究情報をお寄せいただきたい。「書評の会」の内容を反映する工夫をする。海外在留者と連絡をとって「現地レポート」を依頼することなどにも留意されたい。「例会」記録は、原則として「例会」報告者が執筆する。

*海外研究機関・研究者への贈呈および海外留学者への配送サービスのあり方については、引き続き検討する。会報をPDF化し、海外研究機関に贈呈している会報の郵送を停止、メール配信に切換えることを、時期、通知方法なども含めて事務局で検討する。海外発送担当は好並晶とする。

*将来のあり方を展望して、メールマガジン版の読者を拡大する。メールアドレス登録の呼びかけを強化する。メールマガジンの運営と作成は、当面青野・平坂が行う。

*編集担当者・原稿送付先・留意事項は以下の通り。

【編集担当者】20084月号(3月末原稿〆切・4月上旬版下作成・4月末発送)=三須/5月号=井上/6月号=佐原/7月号=和田/8月号(8月末・合宿会場で発送)=上原/9月号=河本/10月号=島/11月号=津守/12月号=田村/20081月号=永井/2月号=三須/3月号=井上

・原稿は、E-mailまたはフロッピー入稿とし、プリントアウト(外字部分を明記)を添付することとし、返却は行なわない(原稿・写真などの返却を希望する場合は、その旨を申し出て、切手添付の返信用封筒を同封すること)。

【原稿送付先】

・郵送 〒562-8558 大阪府箕面市粟生間谷東8-1-1 大阪大学箕面キャンパス青野研究室気付 中国文芸研究会事務局

Eメール bungei@aonoken.osaka-gaidai.ac.jp

 

(3)「例会」開催

*「例会」開催数は、年間10回とする(2月、8月は例会を行わない)。月の最終日曜日午後1:30より開会することを原則とする。12月は忘年会を兼ねるため、日時は別途定める。

*講演(会員外・他領域・外国人研究者などを含む)・書評を年間各1回程度、『野草』関連報告を数回組み入れる。『野草』合評会(93月例会)の討論内容は、次号の『野草』誌上の合評記に反映する。論文執筆者は合評会に出席することを原則とする。

*「例会」担当は濱田麻矢とし、例会の企画と報告希望者の調整を行なう。調整の必要から、希望者は早めに申し込むことを望みたい。コメンテイターについては報告者の申し出があれば検討する。

*会場は、偶数月は同志社大学(京都会場)、奇数月は関西学院大学大阪梅田キャンパス(大阪会場)とする。ただし、状況に応じて会場は変更になる可能性があるので、研究会のウェブサイトをチェックされたし。会場予約は阿部範之(同志社大学)・西村正男(関西学院大学)、二次会会場予約は宇野木洋が担当する。

*すでに決定している「例会」内容(【例会カレンダー】)は以下の通り。

四月 講演 是永駿 総会

五月 西村正男 濱田麻矢

六月 松浦恆雄 李宛儒

七月 未定

八月 開会せず

九月 『野草』82号合評

十月 未定

十一月 未定

十二月 書評(未定)

一月 未定

二月 開会せず

三月 『野草』83号合評

 

(4)「夏期合宿」

*「夏期合宿」は、集中的な研究・交流の場として極めて重要である。大東和重を担当者とする。

8月末(23日)有馬温泉で行う予定。詳細は「会報」「ウェブサイト」掲載予定の案内を参照のこと。

 

(5)書評の会

*「書評の会」は、偶数月(京都会場)の「例会」前(午前10:30頃開始)に実施する。研究会活動への反映のさせ方などについても、引き続き検討する。担当は松浦恆雄・今泉秀人・西村正男とする。

 

(6)映画の会

*原則として隔月のペースで関西学院大学大阪梅田キャンパスにて開催し、『中国早期電影画刊』を読み進めると同時に、中国映画の研究状況や最新の話題についても情報を交換する。

 

7)40年代文学「漂泊」研究会

*事務局有志を中心としたメンバーによって、1940年代文学を主たる対象とした中華圏全体を見渡す研究組織が結成された。今年度より中国文芸研究会の正式な活動のひとつとして、書評の会、例会および『野草』、『会報』における研究報告発表を行う。なお本研究部会は内9名の構成員によって「1940年代中華圏における文学の複数性―地域・メディア・制度の視角から」という研究名称で、平成20年度から3年間、科学研究費(基盤研究(C)課題番号20520327)の補助を受けることになっている。今後、40年代文学に関心を持つ会員の参加を広く求める。

 

(8)「特別事業」計画

*宇野木洋・斎藤敏康を中心に中長期的な計画を立てる。

 

(9)「野草ネットワーク」

*コンピュータ・ネットワークを利用した『会報』『野草』編集作業の効率化は定着した。コンピュータ・ネットワークは事務の効率化に留まらず、遠隔地との交流や種々の情報提供・発信手段として、不可欠のものとなった。レンタルサーバーの導入などインターネット環境の変化なども視野に入れつつ、今年度も引き続き実践的に検討する。担当は青野繁治・菅原慶乃とする。

*『野草』掲載論文の検索を始め、本研究会に関する様々な情報を発信している「中国文芸研究会ウェブサイト」

http://bluesky.osaka-gaidai.ac.jp/~bungei/bungei.shtml)を、いっそう豊かな内容に充実させていく。

(ウェブサイト管理者注:新ウェブサイトに移行しました。この議案の最後にある「補足」をご覧下さい。(2008.05.12))

*「野草ML」(加入手続=事務局 bungei@aonoken.osaka-gaidai.ac.jp までメールでアドレスを知らせること。手続が完了すると担当者からそのアドレスに通知がなされる)を活用した会員間の交流にも期待したい。論文・著書などを発表した際には、その情報の提供を是非ともお願いしたい。

 

2.運営体制について

*研究会の運営は、事務局、『野草』編集委員会および運営委員会によって行なう。若手層の参加を推進して再編・強化を図る。

(1)事務局と幹事

*事務局は、総会決定に基づき、研究会活動の日常的な実務を担当する。事務局構成メンバーと担当は以下の通り。(あいうえお順)青野繁治(事務局長、MLサーバ管理、メルマガ)・阿部範之(京都会場予約)・井上薫(会報編集)・今泉秀人(会計、書評の会)・上原かおり(会報編集)・宇野木洋(特別事業・二次会場予約)・大東和重(合宿)・大野陽介(メール便大阪?)・河本美紀(会報編集)・絹川浩敏(野草82号編集)・黄英哲(特別事業)・斎藤敏康(特別事業)・佐原陽子(会報編集)・島由子(会報編集)・城山拓也(メール便大阪7月まで)・菅原慶乃(ホームページ管理)・ 津守陽(会報編集)・永井英美(会報編集・メール便京都)・西村正男(書評の会・会場予約・二次会場予約・名簿管理・会報残部保管)・濱田麻矢(例会・野草80号編集)・平坂仁志(野草印刷、会報メールマガジン)・藤野真子(名簿管理・上海だより)・松浦恆雄(書評の会)・三須祐介(会報編集)・好並晶 (刊行物海外発送)・和田知久(会報編集)。

*事務局の運営は幹事として青野繁治(事務局長)・宇野木洋・松浦恆雄・今泉秀人・好並晶・西村正男・濱田麻矢が担い、研究会活動のあり方を検討し、また活動全体について責任を負う。

*事務局の住所および電話番号は以下の通り。

562-8558 大阪府箕面市粟生間谷東8-1-1 大阪大学箕面キャンパス 青野研究室気付

 

(2)『野草』編集委員会

*『野草』編集委員会は、『野草』編集と刊行全体に責任を持ち、また「原稿審査(査読)」 のあり方などをはじめ、中長期的な課題について検討を行なう。編集委員は、青野繁治・宇野木洋・太田進・北岡正子・工藤貴正・黄英哲・斎藤敏康・菅原慶乃・谷行博・中野知洋・永井英美・西村正男・濱田麻矢・平坂仁志・福家道信・藤野真子・松浦恆雄・三須祐介・弓削俊洋・和田知久及び82号担当の絹川浩敏、83号担当の好並晶によって構成する。編集委員会の日常業務としては投稿論文の査読を行うが、必要に応じて編集委員会が適当と判断した 編集委員以外の会員に査読者を依頼することもある。

*『野草』編集委員会は、必要があれば、参加者を拡大して開催することができる。

 

(3)運営顧問と会計監査

*運営顧問は、事務局では処理の困難な問題が生じた場合や、長期的・大局的な観点が必要とされる場合に、事務局の相談に応じ、意見を述べる。太田進・筧文生・北岡正子・是永駿を運営顧問とする。

*財政の健全な執行を図るべく会計監査を置く。会計監査は岡田英樹とする。

 

3.その他の事項

(1)会則の変更について

 昨年度総会の決定事項にもとづき会費が値上がりとなるので、会則を次のように変更する。(変更点は会費の金額のみ)

()中国文芸研究会は、中国文芸を創造的に研究することを目的とする研究団体です。

()会員は、独自の研究方法や立場を尊重し、互いに批判しあいながら、研究の発展をはかります。

()会員は、会の運営および会の主催する行事に参加でき、また、機関誌・研究誌へ投稿し、それらの配布を受けることができます。

()上記の目的に賛成し、年額6000円の会費を前納することにより、だれでも、会員になることができます。

 

(2)会費の値上げによって、余裕のある運営をおこなうとともに、収入増加分をあらたなネットワーク構築のための費用、中国など海外からの作家や研究者との交流活動などにあてる。それに伴い、『野草』の価格を現行の2000円から2500円に改定する。

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【補足】ウェブサイトと事務局メールアドレスは、総会段階では、以上の通りでしたが、その後、5月初めにレンタルサーバーへの切り替えが実施されたため、次のように変更になっています。ご注意ください。

     新ウェブサイト http://c-bungei.jp/bungei.shtml

     新事務局アドレス 

 


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