2007年度/中国文芸研究会総会議案
(2007.4.29 於同志社大学 文責:青野繁治)
【人名敬称略】
*本研究会は日常的な研究会活動を重視する。事務局メンバーのボランティア的努力によ
り、ルーチン的活動は着実に実施できているが、研究会活動の活性化という点では、まだ充分とはいえない。例会報告や『野草』掲載論文などにおいては一定の
研究水準の確保ができているが、個人の研究活動と日常的な研究会活動とが、有機的につながっているか、という点ではまだ弱い。会費の滞納問題も深刻化して
おり研究会の運営を脅かしている。国立大学の法人化、少子化による大学再編成の時期にあたって、専任の大学教員である会員は多忙化し、非常勤で生活する会
員や大学院生の置かれている状況には一定の困難がある。また大阪外大と大阪大学の統合によって、事務局の環境やネットワーク運営にも先が見えにくい状況が
生まれており、研究会活動をどのように運営していくのか、更なる工夫が求められている。
T.2006年度活動報告
*会員数は301名(2007年4月19日現在。昨年度同期312名)。住所不明のまま除籍となる会員が一定存在する一方で、大学院生・留学
生を中心とする若手層が入会してきており、その一部は例会や合宿にも参加している。研究会活動における今後の活躍が期待されるが、定着という面ではまだ弱
さが残る。中堅層の例会参加の減少傾向が続いており、相対的に「映画の会」など若手層の積極的活動が目だった。
*運営面では、事務局の役割分担を明確にして、順調に研究会活動が展開されたと考えられるが、今後、更に事務局の役割(分担体制と全体の調整など)を実践的に工夫していくことを通じて、実務や運営を直接的に担う会員を増やし、研究会の活性化につなげていく必要がある。
*以下、各事業項目に従って活動状況を報告する。
(1)『野草』刊行について
*第78号 (2006年8月1日刊行/特集/編集担当:青野繁治/版下作成:平坂仁志)および第79号(2007年2月1日刊行/編集担当:工藤貴正/版下作成:平坂仁志)を予定通り刊行することができた。
*例会・合宿で報告・討論の後に『野草』に執筆するという基本方向はやや崩れてきている。原稿を投稿にたよる傾向があること、例会報告が充分『野草』執筆につながっていないという傾向が見られる。また編集担当者の決定が遅れていることも原因にあげられる。
*「『野草』編集の手引き」作成による編集作業のマニュアル化が進んだが、「手引き」を充分に活用し切れなかった側面も残った。手引きの改訂が遅れている点が編集委員会としての反省事項として残る。
*この間、編集委員会が開催されなかったため、『野草』編集・刊行に関わる中長期的な計画が策定されていない、編集作業が編集担当者(と副担
当=相談役)に任せきりになる傾向が生じるといった幾つかの弱点も引き続き存在している。対外的には研究会の水準は『野草』で測られており、その編集に責
任を負う編集委員会を、研究会活動全体に目配りをしつつ『野草』の研究水準の向上に日常的に関わる組織として、実質化する方策を考える必要がある。
(2)『会報』発行について
*永井英美・井上薫・上原かおり・和田知久・河本美紀・佐原陽子・島由子・津守陽・田村容子・三須祐介という10名の編集担当体制によって、第294号
(4月)〜第305号(3月)まで順調に発行した。北京・東京など遠隔地在住者による編集も、「事務局メーリングリスト(ML)」を用いた協力体制により
定着した。新人が加わることにより、担当者の負担が若干軽減された。
*7-10月の会報を休止して、その代わりに、永井英美、三須祐介、和田知久を中心に『中国文芸研究会300号記念号』を発行し、充実した内容で、よい記念とすることができた。
*2月例会を前年度より休止しているので、2月号を3月号発送時に同時発送した。「メールマガジン」の発行が遅れ気味であるが、(2007年
4月現在303号まで配信済)大きな混乱は生じていない。印刷費の関係もあって設定された「12頁を限度とする」という原則は守られた。
*複数の連載があったこともあって原稿募集の苦労は減少したが、投稿を増やしつつ内容充実と多様化を図るという近年来の課題は、今後も引き継
いでいかなければならない。また時期によって投稿の数にばらつきがあり、多いときは12頁を越える可能性も存在した。印刷版会報を隔月発行にして、月報の
メールマガジンと別運営にするなどの工夫が必要になるだろう。
*「交流」欄の編集について、会員の意識的努力とコンピュータ・ネットワークの活用によって収集する形態は定着した。特に情報提供者が多くなったのがよい傾向である。「例会」記録は、報告者によるレポートという形でここ数年定着している。
*機動性・刺激性にあふれた研究情報誌としての『会報』のあり方を、引き続き工夫していく必要があろう。
*遅れ気味ではあるが『会報』メールマガジン版の発行は定着した。登録者は、現在のところ延べ97件に留まり会員比でも3割程度である。印刷
版を楽しみにしているという声もあり、当分の間、印刷されたもの(紙媒体版)との2本立てが必要である。登録者の拡大は引き続き図る必要がある。『会報
300期記念号』は容量の関係で、メルマガ版は別内容とした。
(3)「例会」開催について
*年間10回の「例会」を、担当者(濱田麻矢)の尽力によって着実に開催した。通常の研究発表の他、4月例会で岡崎由美さんの講演を、12月例会では『会
報300期記念号』の書評を行った。参加人数は月によってばらつきがあったが、平均すると20-25名の会員・非会員が集まったといえる。
*例会参加者は、若手層、留学生を中心に増加している反面、定着が難しいという傾向は続いている。自己の研究報告の場としてのみ例会を位置づ
けている傾向があると同時に、ベテラン層や中堅層の出席が少ないなど、例会での議論に深まりを欠くという問題も背景に存在したと思われるが、今期は報告内
容ごとに専門の近い会員が意識的に参加して、盛り上げるということが一定行われたので、活発な議論が行われた回があった反面、あまり活発に議論できなかっ
た回もあり、ばらつきがあった。
*研究発表は、『野草』投稿希望者によるものが半数を上まわり、「例会報告→『野草』掲載→例会での合評」というサイクルは定着した。その一
方で、『野草』投稿関係以外の報告、特に充実した研究成果の報告の枠を設定しにくいという課題も残っている。2月例会の休止に対応する枠として新たに設け
た7月例会は2年目を迎えた。『野草』と会報の発送だけに事務局が集まっていた7月に例会を設けることによって、報告枠の減少等の問題はやや緩和された。
*長年お世話になった京都白雲荘が2007年3月を以って閉鎖となった。
(4)「夏期合宿」について
*夏期合宿は、8月29〜31日の3日間にわたって城之崎温泉において実施した。参加者は21名であった。担当者(鈴木康予)の尽力により、閑静な温泉場でのゆったりとした合宿となった。四国、関東、北海道地域からの参加者も得て、盛況であった。
*書評枠では、北岡正子著 『魯迅 救亡と夢のゆくえ』と宇野木洋『克服・拮抗・模索』をとりあげ、著者二人の参加も得て、議論を深めることができた。
(5)「書評の会」について
*松浦恆雄(責任者)・今泉秀人・西村正男が中心となって、4・6・10月例会開始前の時間に開催した。従来通り、共通の書評の他に、最近読んだ書籍・論文などの情報交換を行った。
*参加者は総じて多くはないが、関西在住者以外からの反応も寄せられている。「書評の会」の活動を基礎にした、研究会活動の活性化を図る手立ての工夫が可能なように思われる。
(6)「特別事業」関係について
*2002年度「野草基金特別事業」として、『今天』復刻版を再発行した(100部)。販売は内山書店に委託したてあるが、今後の処理については検討を考える必要がある。
*「野草基金特別事業」として、斎藤敏康・黄英哲が中心になって、『劉吶鴎日記』刊行に取り組むことを決定したが、刊行には至っていない。
*「研究会特別事業」として、宇野木洋を中心に、『図説中国20世紀文学』(白帝社)の改訂作業に取り組むことを決定した。2003年度末に改訂準備委員会(宇野木洋・松浦恆雄・青野繁治)を発足させたが、現在、休止状況にある。早急に活動を再開する必要がある。
(7)「野草ネットワーク」について
*ウェブサイトは、菅原慶乃が中心となって管理・更新作業を行ない、充実した内容となっている。
URL=http://bluesky.osaka-gaidai.ac.jp/~bungei/bungei.shtml
*「野草ML」は会員交流の場として、「事務局ML」は運営に関わる意見交換、実務作業効率化の手段として重要な役割を果たしてきた。「野草ML」はあま
り活発ではなかったが、気軽な情報・意見交換の場として、一定の活用がなされた。リプライ係、ネタ振り係を設けるなどの工夫をする担当者を決めたが、活発
化には至らなかった。
U.2007年度活動方針
*運営体制を更に工夫し、研究会の全般的活動の水準維持と向上につながるように努力する。そのためにも、事務局の仕事を引き続き合理化し、明確な分担体制を確立し、各種活動が連係し合えるように円滑な運営を図る。
*その際には、大学院生を中心とする若手層および関西在住以外の会員にも、主体的・積極的な参加と具体的な役割分担を呼びかける。活動の工夫を続けるとともに、若手層の自主的積極的な提言と取り組みも歓迎したい。
*研究会活動の活性化には、例会報告や『野草』掲載論文などにおける研究水準の向上が不可欠である。研究会活動総体としての研究の高度化を、より意識的に追求していかねばならない。
1.各種研究活動について
(1)『野草』刊行
*「特集」を組むかどうかなどに関しては、編集者の裁量に委ねる。なお、編集作業においては、「『野草』編集の手引き」の活用と締切り厳守の徹底により、「原稿審査(査読)」、版下作成を含む全ての編集作業を円滑に進めるよう希望する。
*「例会報告→『野草』論文掲載→例会における合評」という流れを基本原則とするが、その主旨は水準の高い論文を掲載していく点にあることを、改めて確認
しておく。編集担当者は執筆予定者との連絡を密にし、かつ例会担当者との連係も図る必要がある。また執筆者は最終校正に出席することが望ましく、合評会に
はできる限り出席するという原則を確認しておく。
*当面の発行計画は以下の通りである。
・第80号=2007年3月末〆切、2007年8月1日刊行予定。編集担当:濱田麻矢 |
・第81号=2007年9月末〆切、2008年2月1日刊行予定。編集担当:菅原慶乃 |
・第82号=2008年3月末〆切、2008年8月1日刊行予定。編集担当:絹川浩敏 |
(2)『会報』発行
*紙媒体版とメールマガジン版の二本立てで発行する。「例会」開催日程との関係から、2月号はメールマガジン版の配信のみとし、3月末に紙媒体版の2月・
3月号を 同時発送する。メールマガジン化の作業は平坂仁志が担う。なお紙媒体版は不要である、という方は事務局まで一報を。
*編集担当体制は、永井英美・井上薫・上原かおり・和田知久・佐原陽子・三須祐介・島由子・河本美紀、津守陽、田村容子の10人によって担う。誌面は最大12頁とする。原稿の依頼・採否等は編集者の判断で行なう。
*内容の更なる充実・活性化を図り、「交流」欄を充実させる。事務局でも努力するが、全国の会員にも「野草ML」などを活用して研究情報をお寄せいただき
たい。「書評の会」の内容を反映する工夫をする。海外在留者と連絡をとって「現地レポート」を依頼することなどにも留意されたい。「例会」記録は、原則と
して「例会」報告者が執筆する。
*海外研究機関・研究者への贈呈および海外留学者への配送サービスのあり方については、引き続き検討する。会報をPDF化し、海外研究機関に贈呈している
会報の郵送を停止、メール配信に切換えることを、時期、通知方法なども含めて事務局で検討する。海外発送担当は好並晶とする。
*将来のあり方を展望して、メールマガジン版の読者を拡大する。メールアドレス登録の呼びかけを強化する。メールマガジンの運営と作成は、青野繁治と平坂仁志が行う。
*編集担当者・原稿送付先・留意事項は以下の通り。
【編集担当者】2007年4月号(3月末原稿〆切・4月上旬版下作成・4月末発送)=田村/5月号=三須/6月号=永井/7月号=井上/8月号(8月末・
合宿会場で発送)=佐原/9月号=和田/10月号=上原/11月号=河本/12月号=島/2008年1月号=津守/2月号=田村/3月号=三須
・原稿は、E-mailまたはフロッピー入稿とし、プリントアウト(外字部分を明記)を添付することとし、返却は行なわない(原稿・写真などの返却を希望する場合は、その旨を申し出て、切手添付の返信用封筒を同封すること)。
【原稿送付先】
・郵送 〒562-8558 大阪府箕面市粟生間谷東8-1-1 大阪外国語大学(10月以降、大阪大学)青野研究室気付
中国文芸研究会事務局
・Eメール
(3)「例会」開催
*「例会」開催数は、年間10回とする(2月、8月は例会を行わない)。月の最終日曜日午後1:30より開会することを原則とする。12月は忘年会を兼ねるため、日時は別途定める。
*講演(会員外・他領域・外国人研究者などを含む)・書評を年間各1回程度、『野草』関連報告を数回組み入れる。『野草』合評会(9・3月例会)の討論内容は、次号の『野草』誌上に掲載する。論文執筆者は合評会に出席することを原則とする。
*「例会」担当は濱田麻矢とし、例会の企画と報告希望者の調整を行なう。調整の必要から、希望者は早めに申し込むことを望みたい。コメンテイターについて
は報告者の申し出があれば検討する。
*会場は、偶数月は同志社大学(京都会場=同志社大学)、奇数月は大阪経済大学(大阪会場=大阪市東淀川区大隅
2-2-8)とする。ただし、1月例会は、入試の関係で会場変更になる可能性がある。会場予約は阿部範之(同志社大学)・谷行博(大阪経済大学)、二次会
会場予約は宇野木洋が担当する。
*すでに決定している「例会」内容(【例会カレンダー】)は以下の通り。
4月例会 | 特別講演:代田智明/総会
| 5月例会 | 田村容子/王風
| 6月例会 | 菅原慶乃
| 7月例会 | 張新民
| 8月 | 夏期合宿
| 9月例会 | 『野草』第80号合評
| 10月例会 | 上村香織
| 11月例会 | 青木紗弥香
| 12月例会 | (忘年会) 特別企画(講演/書評など)
| 1月例会 |
| 3月例会 | 『野草』第81号合評 |
(4)「夏期合宿」開催
*「夏期合宿」は、集中的な研究・交流の場として極めて重要である。今年度は、鈴木康予・大東和重を担当者とする。
8月27日(月)〜29日(水)愛媛県松山市道後温泉で行う。詳細は別途案内参照。
(5)「書評の会」
*「書評の会」は、偶数月(京都会場)の「例会」前(午前10:30頃開始)に実施する。研究会活動への反映のさせ方などについても、引き続き検討する。
テーマを定めた共同研究会的なものへの展開なども視野に入れた取り組みも検討する。担当は松浦恆雄・今泉秀人・西村正男とする。
(6)「特別事業」計画
*研究会の事業として、『図説中国20世紀文学』(白帝社)の改訂作業に取り組む。
*斎藤敏康・黄英哲が中心になって、『劉吶鴎日記』の刊行準備に取り組む。
*『野草』『会報』アーカイブ計画=過去の『野草』『会報』を電子化し、PDFファイルとして整理するとともに、CD−ROMまたはDVDとして発売する計画を練る。
(7)「野草ネットワーク」
*コンピュータ・ネットワークを利用した『会報』『野草』編集作業の効率化は定着した。コンピュータ・ネットワークは事務の効率化に留まらず、遠隔地との
交流や種々の情報提供・発信手段として、不可欠のものとなった。ただ事務局アドレスには多くの迷惑メールが来るため、ホームページにおける表示に暗号化な
どの工夫が必要である。インターネット環境の変化なども視野に入れつつ、今年度も引き続き実践的に検討する。担当は青野繁治・菅原慶乃とする。
*『野草』掲載論文の検索を始め、本研究会に関する様々な情報を発信している「中国文芸研究会ウェブサイト」(http://bluesky.osaka
-gaidai.ac.jp/~bungei/bungei.shtml)を、いっそう豊かな内容に充実させていく。阪大・外大統合後のアドレスの変更等
については未定。
*「野草ML」(加入手続=事務局
までメールでアドレスを知らせること。手続が完了すると担当者からそのアドレスに通知がなされる)を活用した会員間の交流にも期待したい。論文・著書など
を発表した際には、その情報の提供を是非ともお願いしたい。
2.運営体制について
*研究会の運営は、事務局、『野草』編集委員会および運営委員会によって行なう。若手層の参加を推進して再編・強化を図る。
(1)事務局と幹事
*事務局は、総会決定に基づき、研究会活動の日常的な実務を担当する。事務局構成メンバーと担当は以下の通り。(あいうえお順)
青野繁治(事務局長、MLサーバ管理)・阿部範之(京都会場予約)・井上薫(会報編集)・今泉秀人(会計、書評の会)・上原かおり(会報編集)・宇野木洋
(特別事業・会場予約)・大東和重(合宿)・河本美紀(会報編集)・絹川浩敏(野草82号編集)・黄英哲(特別事業)・斎藤敏康(特別事業)・佐原陽子
(会報編集)・島由子(会報編集)・菅原慶乃(ホームページ管理・野草81号編集)・鈴木康予(夏期合宿・メール便)・
津守陽(会報編集)・中野知洋(野草ML活性化)・永井英美(会報編集・メール便)・西村正男(書評の会)・濱田麻矢(例会・野草80号編集)・平坂仁志
(野草印刷、会報メールマガジン)・藤野真子(会員名簿管理 ・会報残部保管)・松浦恆雄(書評の会)・三須祐介(会報編集)・好並晶
(刊行物海外発送)・和田知久(会報編集)。
*事務局の運営は幹事として青野繁治(事務局長)・宇野木洋・松浦恆雄・今泉秀人・藤野真子・好並晶・西村正男・濱田麻矢が担い、研究会活動のあり方を検討し、また活動全体について責任を負う。
*事務局の住所および電話番号は以下の通り。
〒562-8558 大阪府箕面市粟生間谷東8-1-1 大阪外国語大学(10月以降、大阪大学)青野研究室気付
(2)『野草』編集委員会
*『野草』編集委員会は、『野草』編集と刊行全体に責任を持ち、また「原稿審査(査読)」
のあり方などをはじめ、中長期的な課題について検討を行なう。編集委員は、青野繁治・宇野木洋・太田進・北岡正子・斎藤敏康・谷行博・平坂仁志・福家道
信・藤野真子・松浦恆雄・好並晶・和田知久・西村正男・黄英哲・永井英美・三須祐介・弓削俊洋・中野知洋・工藤貴正・濱田麻矢および81号担当の菅原慶
乃、82号担当の絹川浩敏によって構成する。編集委員会の日常業務としては投稿論文の査読を行うが、必要に応じて編集委員会が適当と判断した
編集委員以外の会員に査読者を依頼することもある。
*『野草』編集委員会は、必要があれば、参加者を拡大して開催することができる。
(3)運営顧問と会計監査
*運営顧問は、事務局では処理の困難な問題が生じた場合や、長期的・大局的な観点が必要とされる場合に、事務局の相談に応じ、意見を述べる。太田進・筧文生・北岡正子を運営顧問とする。
*財政の健全な執行を図るべく会計監査を置く。会計監査は岡田英樹とする。
3.その他の総会決定事項
*2007年度は会費を据え置き、会費未納率の減少を目指して、会費徴収の努力をおこなうこと。それでも財政運営の危機を根本的に打開する必要があれば、2008年度より会費を6000円に値上げする。
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